
日本のバニラ産業の創造と
世界市場への拡大を目指す
長崎県を拠点に国産バニラの生産、技術開発、就農支援を行っています
需要・高い収益性を持つ国産バニラの産業が拡大することで
日本の農業の課題解決に貢献することを目指します
Production and Sales of Japanese Vanilla
日本産バニラの生産と販売事業

長崎県で日本産バニラを生産
長崎県を拠点に国産バニラの栽培を行っています。バニラは、その土地の気候風土の影響を受けることで、様々な特徴をもつ香りへと変化します。長崎県の気候風土と独自の技術とノウハウを組み合わせて、ジャパンクオリティを追求した唯一無二のバニラを提供します。

株づくり、開花、人工授粉、収穫
通常、バニラが結実するまでに約3〜5年の月日がかかりますが、弊社では優良株の選抜と独自技術で次年度開花株を保有してます。3月頃に綺麗なラン科の花が開花した後、人工授粉の作業に入ります。その後、グリーンバニラが結実し、約9ヶ月時間をかけて熟していきます。

キュアリング加工を施し完成
グリーンバニラの状態では全くバニラの香りはしません。キュアリングと呼ばれる加工を施すことで、甘いバニラの香りが生成されます。加工開始から約3〜6ヶ月かけて、ゆっくりと一本ずつ丁寧にバニラを観察しながら加工を進めていきます。更なる品質向上を目指して技術の改良を重ねています。
Development of vanilla cultivation and curing techniques
バニラ栽培・キュアリング技術開発

作業性を重視した栽培システム
バニラ栽培で労力と注意が必要な作業として、主に「人工授粉」、「つるの選定」、「株分」、「温度管理」などが挙げられます。弊社の栽培システムでは、これら作業性/生産性を向上させることに重点をおいてます。また日本の胡蝶蘭などのラン科栽培(バニラはラン科)の技術も取り入れてます。

独自のキュアリング技術を極める
バニラビーンズの品質を決める最も重要な工程が「キュアリング」。大手企業、研究機関、海外の提携先と共同で品質向上に向けて研究を重ね続けてます。誰でも再現可能なキュアリング技術、大きな投資なくとも可能な技術として、国内や海外(途上国農村)への導入を行います。
国産バニラ農場の立ち上げ・ 栽培と加工技術の指導
Establishment of vanilla farms / instructing on cultivation and processing methods

日本のバニラ産業の拡大に共に挑む
近年、国産バニラ農業が注目されています。弊社では、国産バニラが日本の主要な輸出農産物の一品目として、農林水産省が掲げる「食料・農業・農村基本計画」の2030年までに輸出額5兆円に貢献することを目指しており、国産バニラに興味がある法人/個人様の新規参入をサポートさせていただいてます。

バニラ農家による新規立ち上げ支援
国産バニラは農業ハウスでの栽培が基本となります。灌水や加温システム、遮光率のコントロール、仕立て方、湿度と温度管理などバニラ栽培に適した環境づくりが大切です。全くの初心者でもプロのバニラ農家や専門家によるサポートであなたのチャレンジを全力でバックアップいたします。

選抜した次年度開花苗の提供
バニラは結実するまでに約4年ほどの期間が必要です。また気温の変化や 病害虫に強いバニラ苗を選ぶことが、その後の栽培管理にとってとても重要なポイントです。弊社のファームでは、新規立ち上げ支援でご契約していただいたお客様へ、次年度開花苗や選抜した優良苗の販売をしております。

立ち上げ後の栽培/キュアリング指導
バニラ農場の新規立ち上げの後も、バニラ苗の栽培管理(つるの剪定、人工交配、間引き、施肥管理、芽出しと花の数の調整、株分など)、そしてバニラの香りを引き出すキュアリング工程(基本的な作業やポイント)があります。ご要望に応じて、プランをご選択いただき指導サポートをさせていただきます。